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Linux – コマンド入力履歴の削除

概要


コマンドの入力時の誤った入力など、後に再利用したくない入力履歴を消去する方法について記載しています。

 

手順


すべての入力履歴を消去する場合。

次のコマンドを実行します。

history -c

 

一部の入力履歴を消去する場合。

次のコマンドを実行します。

vi ~/.bash_history

表示された入力履歴から該当の行を削除します。

 

viコマンド


dd:一行削除

行が削除される

行数dd:カーソルから指定した行分削除する

「99dd」でカーソル行から99行が削除される

D:行末まで削除

行は残るが行末までの文字は消去される

 

補足


ログオフ時点の入力履歴が.bash_historyに書き込まれる

.bash_historyの中身を消去しても、ログオフ時点で書き込まれるため、すべて綺麗にするなら以下の手順で消去する。

 

.bash_historyを編集して中身を消去してから、入力履歴を消去してログオフする。


vi ~/.bash_history

history -c

exit

※これでも exit の入力履歴は残ります。

 

画面の表示だけ消去する場合。

次のコマンドを実行します。

clear

または、次のキーを欧化します。
Ctrl + l(エル)

この記事を書いた人
名前:TRUE's。 千葉県育ち、神奈川県在住のIT系フリーエンジニア。 IT系のナレッジサイトを不定期で更新中。 フォトグラファー兼エンジニアとして日々勤しんでいる。

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