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Linux – ユーザーアカウントの追加

概要


ユーザーの追加手順について記載しています。
EC2の初期ユーザーを継続して利用する事はセキュリティリスク考えられる為、新たにユーザーを追加して使用することが望ましいとされています。

 

手順


※管理者権限で実行します。

追加 useradd

以下のコマンドを実行。 ※[ user ]を追加します。

sudo useradd user

実行結果

#

※エラーが表示されていなければ成功です。

 

登録したユーザーアカウントの情報は次のコマンドで確認できます。 ※例として[ user ]を確認してみます。

id user

実行結果

uid=1001(user) gid=1001(user) groups=1001

 

ちなみに初期ユーザーアカウントの[ ec2-user ]の場合。

uid=1000(ec2-user) gid=1000(ec2-user) groups=1000(ec2-user),10(wheel)

※ec2-userの場合、初期状態でwheelグループに登録されています。 追加したユーザーアカウントで「sudo」コマンドを実行するには同様に[ wheel ]グループに登録する必要があります。

 

 

変更 usermod 

以下のコマンドを実行。 ※例として[ user ]の情報を変更します。

sudo usermod オプション user

実行結果

#

※エラーが表示されていなければ成功です。

変更 usermod -c コメントを変更します

sudo usermod -c "Linux User" user

 

変更 usermod -u ユーザーIDを[ 2000 ]に変更します

sudo usermod -u 2000 user

 

 

パスワード変更 passwd

以下のコマンドを実行。 ※例として[ user ]のパスワードを変更します。

sudo passwd user

実行結果

新しいパスワード:
新しいパスワードを再度入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。

 

 

補足


新しいパスワードを入力した際、下記のメッセージが表示されることがあります。

よくないパスワード:このパスワードは辞書チェックに失敗しました。 - 辞書の単語に基づいています

続くメッセージで「新しいパスワードを再入力してください:」と表示されているのは、よくある「同じパスワードを確認のためにもう一回入力してください」という意味で、「登録できないから再度入力してください」ではないので注意です。

この記事を書いた人
名前:TRUE's。 千葉県育ち、神奈川県在住のIT系フリーエンジニア。 IT系のナレッジサイトを不定期で更新中。 フォトグラファー兼エンジニアとして日々勤しんでいる。

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