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Oracle – ユーザー作成

概要


Oracleインストール後に動作検証をするための接続ユーザーの作成手順について記載。

 

手順


1.テーブルを作成する

CREATE TABLESPACE TESTUSER_TABLE 
LOGGING 
DATAFILE 'D:\app\testuser\oradata\orcl\TESTUSER_TABLE.dbf'
SIZE 300M 
REUSE 
AUTOEXTEND ON 
NEXT 5M 
MAXSIZE 30G 
EXTENT MANAGEMENT LOCAL 
AUTOALLOCATE;

 

コマンドの説明

CREATE TABLESPACE 指定したテーブル名でテーブルを作成
LOGGING

LOGGING:表領域に対する変更をREDOログに出力する

NOLOGGING:表領域に対する変更をREDOログに出力しない

DATAFILE テーブルの保存先を指定
AUTOEXTEND

表領域物理ファイルのサイズ拡張を指定する

ON:自動拡張する

OFF:自動拡張しない

NEXT 拡張時の増分サイズを指定
MAXSIZE 拡張上限サイズを指定
EXTENT MANAGEMENT LOCAL AUTOALLOCATEを指定すると、ORACLEが自動的に最適なエクステントサイズを割り出してくれる

※EXTENT MANAGEMENT LOCALの設定は以下のコマンドで確認できる。

SELECT TABLESPACE_NAME,EXTENT_MANAGEMENT,ALLOCATION_TYPE FROM DBA_TABLESPACES;

 

2.アカウントを作成する

CREATE USER TESTUSER 
IDENTIFIED BY "Intra-mart" 
DEFAULT TABLESPACE TESTUSERTBL 
TEMPORARY TABLESPACE TEMP;

 

コマンドの説明

CREATE USER 指定したユーザー名でユーザーを作成
IDENTIFIED BY ログインに使用するパスワードを設定
DEFAULT TABLESPACE CREATE TABLE や CREATE INDEX など、スキーマ・オブジェクト を作成するときのデフォルトの格納先
TEMPORARY TABLESPACE Oracle が使用する作業用の表領域を指定する。メモリ内で収まらないソート、索引の作成や表の結合処理などの一時ワークエリアとして使用

 

3.権限を付与する

GRANT CONNECT TO TESTUSER;
GRANT RESOURCE TO TESTUSER;
GRANT CREATE VIEW TO TESTUSER;
GRANT UNLIMITED TABLESPACE TO TESTUSER;

 

コマンドの説明

CONNECT ログインする(SESSIONを繋ぐ)ことが出来るような権限を含んだ権限
RESOURCE テーブル作成権限等がある、開発者用に用意されている権限
CREATE VIEW 自スキーマにビューを作成する権限
UNLIMITED TABLESPACE 全ての表領域に対するサイズ無制限の表領域割当権限
この記事を書いた人
名前:TRUE's。 千葉県育ち、神奈川県在住のIT系フリーエンジニア。 IT系のナレッジサイトを不定期で更新中。 フォトグラファー兼エンジニアとして日々勤しんでいる。

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